人工授精を自宅で!?シリンジ法キットってどんな方法?

不妊治療として行われる人工授精は、費用も安く、タイミング法で授からなかった場合のステップアップとして多くの夫婦が実践されていますよね。

ただ、病院に行くのはちょっと・・というカップルのために、自宅でできるシリンジ法キットというものが販売されています。

このシリンジ法キットを使って、どのように行うのか紹介したいと思います。

自宅で人工授精!?シリンジ法キットとは?

自宅で人工授精・・・と言っても、病院で行うものとは少し違います。

シリンジ法キットでは、精子をシリンジを使って膣の奥に注入し、経管粘液に触れるのを極力抑え、精子を少しでも元気なまま子宮内に送ることを目的とされたものです。

膣内の経管粘液は通常pH4.0~5.0の酸性に保たれており、排卵期前後だけph7.0~8.5の中性に近くなります。

なので、排卵期付近でしたら精子も元気なまま子宮にたどり着きやすいですが、少しタイミングがずれてしまうと、酸性の膣内を通ることになるので、酸に弱い精子は元気がなくなってしまうんです。

また、人によっては排卵期付近でも膣内pHが高く、それにより妊娠しづらくなっていることがあります。

そんな悩みを解決してくれるのがシリンジ法キットなんです!

シリンジを使えば膣内のpHにあまり左右されず、元気な精子が子宮に送られやすいので、病院での人工授精はちょっと・・という夫婦に、まずはシリンジ法をお勧めする医師も多いようです。

病院での人工授精とどう違うの?

このシリンジ法と、病院で行う人工授精、何が違うのかと言いますと、

病院での人工授精は、

  • 精子を洗浄してもらう
  • カテーテルを使用して、精子を子宮内に直接送り込む
  • 精液検査をしてもらえる
  • 運動率がアップする

洗浄方法などで違ってくるかと思いますが、上記のようなメリットがあります。

自分の精子がどのような状態なのかも知ることができますし、遠心分離器にかけて、運動率をアップさせることもできます。

シリンジ法のメリット

では反対に、自宅で行えるシリンジ法にはどのようなメリットがあるのでしょうか?

  • 新鮮な精子を注入することができる
  • 子宮口を傷つけなくて済む
  • 費用があまりかからないので何度でもチャレンジできる

このようなメリットがあります。

病院での人工授精は、カテーテルを子宮内に注入しますが、いくら除菌してもやはり完全な除菌はできないそうです。
それに、子宮口に刺激を与え、傷つけてしまう可能性も無くはないですよね。

また、人工授精は病院で採精するか、自宅で採精した物を病院に持っていくか2通りありますが、仕事もあるので、多くの人が自宅で採精した物を病院に持ち込んでいるかと思います。

その場合、どうしても時間が1~2時間たってしまいますよね。

その間に精子は空気に触れてどんどん元気がなくなっていってしまうのです。

それに比べて、自宅でのシリンジ法は、採精したらすぐに注入できるため、より元気なまま送ることができますよね!

これはかなりメリットだなぁと感じました。

そして費用が安い!

シリンジ法キットは1回分500円程度なので、これなら排卵日付近に何度でもチャレンジできますよね。

病院で卵胞チェックをしてタイミングを見計らわなくても、排卵日付近は毎日でも挑戦できるので、その分妊娠率も期待できそうです。

もちろん、精子に問題があり、病院で調整してもらった方が妊娠確率が高くなる方もいると思いますが、タイミング法でなかなか授からず、人工授精にステップアップしようか迷っている方は、まずは自宅で簡単にできるシリンジ法にチャレンジしてみるのはいかがでしょうか?

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