「結婚が遅くて…でも妊娠はしたい!」
「40代だけど、まだ妊娠は望めるの?」
ここ数年、晩婚化が進み高齢出産の割合も増加しているなか、40代を過ぎてしまうと、妊娠に対しての不安は尽きないものです。
確率で決めれるものではないけれど、目安として40代での妊娠率を知っておきたい女性が多いということで、今回は40代の妊娠について詳しく調べてみたのでご紹介していきます!
40代での妊娠確率は?
年を重ねるにつれて妊娠率が下がってしまうのは仕方がないことですが、実際どのくらいの確率なのでしょうか?
今回は、1年間避妊をしなかった場合の妊娠率を年代別に見ていきましょう。
1年間避妊をしなかった場合の妊娠率
<20代~30代前半>
妊娠率 80%
<30代後半>
妊娠率 50%
<40代前半>
妊娠率 30%
<40代後半>
妊娠率 5%
同じ40代でも、45歳以降になると自然妊娠の確率はガクッと下がってしまいます。
また、自然妊娠できるかどうかは、病気の有無、生活習慣、喫煙・飲酒、日頃のストレスの度合いによっても変化し、こうした影響が蓄積されている場合には年齢に関係なく自然妊娠の確率はさらに減少します。
40代での妊活は、気をつけることが多々あるでしょうが、ストレスにならない程度に意識して生活していきたいですね。
なぜ高齢になると妊娠しにくくなるの?
高齢になると、女性の卵子の老化が進み受精しにくくなることが、妊娠しにくくなる主な原因です。
さらにパートナーである男性も高齢であるなら、精子の老化が進んでいる可能性があります。
子宮の状態も若い人と比べれば老化が進んでいくのは事実で、受精した卵がうまく着床せずに流れてしまうこともあります。
そういったことから、妊娠率が下がってしまう結果になるのです。
妊娠しやすい体質になるために何をするべきか
妊娠しやすい体質にするためには、何を意識して生活していけば良いのでしょうか?
自然妊娠や不妊治療中に妊娠率を高めるためにも、日々の生活習慣を見直す必要があります。
次の4つの事に注意してみてください。
バランスのとれた食事
ホルモンバランスを整え生殖機能を活性化させるためには、栄養バランスのとれた食事が最も重要です。
偏った食生活や、急激な体重増減のダイエットなどは、妊娠しにくい体質にしてしまう恐れがあります。
野菜を中心に、肉や魚、炭水化物などバランスを考えて食事を摂るように意識してみてください♪
さらに、サプリメントでサポートすることもおすすめです。
良質な睡眠
睡眠時に分泌される「メラトニン」というホルモンは、女性の痛んだ細胞を修復して卵子を酸化から守ると言われています。
睡眠の質を高め、メラトニンをいっぱい出すことで、卵子の質を高めていきましょう♪
適度な運動
妊娠しやすい体質に改善していくためには、身体の血行をよくしたり、過剰なストレスを発散させることが大切です。
運動が嫌いでなければ、リラックス効果などでストレスを発散させていきましょう!
運動が嫌いな人でも、ちょっとしたストレッチだけでも、身体を温める効果があるのでおすすめです。
喫煙・禁酒
タバコは、血管の収縮や冷えを引き起こす原因になります。
そのため、卵巣や卵子の冷えに繋がり生理不順などの原因になってしまいます。
たとえ自分が吸っていなくても受動喫煙の影響もあるので、パートナーにも協力してもらいましょう。
アルコールも活性酸素を増やすので老化の原因になるため、妊活中は量を控えるように心掛けていきましょう。
40代で妊娠している夫婦に共通して言えることは、見た目が若く見られることが多いんだとか。
いきいきと活発に充実した生活を送っていると、妊娠しやすいのかもしれませんね。
高齢出産のメリット
デメリットばかり目立ちがちな高齢出産ですが、高齢出産にはメリットもたくさんあるんですよ(*^^*)
たとえば、子供にお金をかけてあげられるため、十分な教養や習い事をさせてあげられたり、身の回りの日用品(服など)や、おもちゃもたくさん買ってあげることができます。
そして、精神的にも両親が落ち着いているため、過度に怒ることやイライラすることも少なく、ゆったりと子育てが出来ます。
デメリットばかり考えずに、明るい気持ちで妊活に取り組んでいきたいですね(*^-^*)